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「鈴木富雄医師ワークショップ」を開催しました!

こんにちは、医学生担当のニャオタロウ(=^・^=)です!
今回は、5月12日(土)に開催しました医療系新歓企画「鈴木富雄医師ワークショップ」の報告をしたいと思います。
NHKの番組「ドクターG」でおなじみの鈴木富雄先生(大阪医科大学総合診療科)を講師に招いての企画で、毎年好評いただき今年で3回目の開催となりました。
医学生、看護学生、薬学生、高校生、予備校生など約70名が参加しグループに分かれて、2年目研修医の先生が実際に受け持った患者さんの事例をもとに、色々な立場から患者さんの気持ち、家族の気持ちについて想像力を働かせながら考え、どうすれば良いかをディスカッションしました。

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参加した学生の感想(一部抜粋)
「症例に難しいものが多く、一つの症例に対していくつもの選択の余地があり、多面的に物事を見ることの難しさ、また重要性を知れて良かった。大学に入学してから、医療に触れることがあまりなかったので、このような場で医療従事者の方々、またそれを志す方々と議論ができ本当に良い経験になったと思う。」(医学部1年生)
「必ずしも長く生きる(生かす)ことが正解ではないことを症例として学んだ。患者さんの背景についてあれこれ想像するのは楽しかった。」(医学部4年生)
「医学部で5年間勉強してきましたが、知らないうちに自分の専門に片寄った考え方になっていることに気づけました。」(医学部6年生)
「実際の臨床の現場に立った際、正解がないような場面に遭遇することは多々あると思うが、コメディカル全体や家族、患者さん本人とよく相談し、悩み抜いて苦悩していくのだろうと思うが、よりますます臨床の現場に早く立ち、ケアしていきたいと思った。」(看護専門学校1年生)
「今回ディスカッションしてみて、やはり答えがまとまらなかったけど、"正解がない"というのが医療の深みだと思った。」(高校3年生)
「多勢で話し合って考えることで、自分の中にはなかった意見も聞けて、実際の医療現場でもこんなふうに医師、薬剤師、看護師などの多くの人と話し合うことで患者さんにとってよりよい医療につながるんだなと思いました。」(薬学部1年生)

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鈴木富雄先生からは家庭医の診療に必要な基本的概念、高齢者へのリハビリテーション、臨床倫理の考え方などについてレクチャーが行われ、とても充実した学びの機会になりました。
みなさん、また機会がありましたらご参加ください!

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