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健康づくりって奥が深い...!


こんにちは。ラーメン好きの塩元帥です。

少し前の話ですけど、12 月 26 日(火)東神戸病院にてウインターセミナーを開催しました。テーマは「HPH」と「ファシリテーション」。HPHネットワークに加盟し実践が始まっている東神戸病院の現在の取り組み・方針を学んだり、新しく健康づくり活動を自分たちでも何かできないかを議論しました。また、議論を円滑に進めるためのスキルとして、ファシリテーションをリーダー学生が事前に学んで臨みました。
(※ HPHとは健康増進を患者様、地域、病院職員で進めていくWHOが進める国際的な病院ネットワークのこと。HPH(Health Promoting Hospitals)、日本語で健康増進活動拠点病院。)

当日は、まず「健康とは何か」を考えた後、リーダー学生が直接お話を聞かせていただいた患者さんの事例を元に、SDHの視点で問題点を話し合い、今できることは何かを考えました。その後T院長から「東神戸病院が取り組むHPH」とのテーマで講演があり、東神戸病院のある地域の特徴や東神戸病院の医療構想とHPHに取り組む意義を学びました。講演ではSDH(健康の社会的決定要因)についてや、社会的背景を見ることの重要性や社会とのかかわりの重要性についてもデータを交えてお話がありました。

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そしてこれらを踏まえてまとめのディスカッションが行われ、「気になった健康に関わるキーワード」を出し合い、そのことを解決するために何ができるのか、また、具体的な企画についても話し合いました。"単身男性の活動参加"にスポットを当てた班では、「病院内でも実施可能なパブリックビューイングの開催」や「お酒を交えての交流の場」等の提案、"健康で幸せな場所"とはどんなところかを考えた班では、人とのつながりづくりを重視して、「地域での健康まつりの開催」が提案されました。参加した学生たちからは「人と会ってコミュニティに参加することの重要性がエビデンスとともに紹介されていて驚きました」「集まる、笑う、などする方が健康的というデータがあり、やはり人間は社会的動物なのだということを感じました」「地域の健康という視点で、もっと考えないといけないと思いました」など感想がだされました。

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1226-4.jpg(セミナー終了後の交流会)

今後は今年夏に開催予定のサマーセミナーに向けて、今回出された企画案を実行に移していく準備をリーダー学生とともに進めていきます。皆さん、お楽しみに!!

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