こんにちは。ラーメン好きの塩元帥です。
10月9日~10日に、医学生のつどいIN静岡に行ってきたので報告します。
全国から学生が約100名、助言医師・職員合わせて200名超が参加する賑やかなつどいでした。兵庫民医連からは、学生1名、職員1名(私)の計2名(少し寂しいですが...苦笑)が参加してきました。
今回のテーマは、「貧困~医学生が貧困問題を考える~」。
皆が本気で「自分たちに何ができるのか」を考えた2日間でした。
1日目は、路上生活者を支援している団体の事務局の方と、その実態調査をした精神科医より講演。その後、参加者同士でSGD(スモールグループディスカッション)。路上生活者たちが現状から抜け出せない現状、そして精神疾患の方や知的障害者の方が多いといったことを学びました。参加学生からは「社会的セーフティネットが機能していない」「実態調査結果は驚いた」「こういった支援のボランティアにぜひ参加したい」などの声が上がりました。(夜の交流会は写真のみ載せておきます。逆に写真は交流会ばかり...笑)
2日目は、青森の後期研修医より講演。ERから見える社会問題、特に貧困とERとの関わりについてお話してくれました。また新専門医制度についても講師の研修医生活話を踏まえて皆で一緒に考えました。最後のSGDでも参加学生から「ERと貧困がこんなに関わりがあったのは驚き」「病気を治すだけでなく生活背景まで考えるのが大切」「将来の医師像の参考になった」などの声が上がりました。
2日間、真面目にそして賑やかに「貧困」について考えた貴重な時間でした。
次回つどいは12月予定だそうです。
医学生の皆さん、ぜひ御参加待っております。