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「憲法と戦争のリアルを学ぼう」

みなさん、こんにちは!あまっこ♪です。
またまた久しぶりの投稿になりました<m(__)m>

8月、みなさんはどのように過ごされましたか?
私は医学生のみなさんとサマーセミナーに参加し
平和について考えました。

今回のテーマは「憲法と戦争のリアルを考える」とし
原爆の投下された広島で開催しました。

平和記念公園のフィールドワークでは
園内の碑めぐりと資料館の見学をしました。

たくさんの碑にそれぞれ意味があることを知り
原爆がここに投下され、どのような被害があったのか
感じることができました。

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その後は広島共立病院の青木医師より
「被爆者によりそって」と題して講演していただきました。
原爆による健康被害や認定訴訟に関わってこられたお話などきき
「戦争は過去のものではなく、今も続く問題」と感じました。

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その日の夕食はBBQ!
おいしいお肉を堪能しました 笑

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2日目は学生シンポジウムからスタート。
「戦争のリアル」と「憲法9条の改正について」と題して
2人の学生から問題提起があり、ディスカッションしました。

最後に、被爆者の方のお話を聞きました。
原爆投下によって、その後の人生がどうなったのか、
とても辛い経験を丁寧にお話してくださいました。
「今の日本が、当時の日本と同じと感じて、被爆の経験を話すことにした」
との言葉に重みと、危機感を覚えました。

まとめのディスカッションでは、
「二度と戦争はしてはいけない」
「戦争をしないために声をあげ続けることが大事」
との思いが語られ、参加者で共有することができました。

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いのちと向き合うことになる医療者として
簡単にいのちを奪うことになる戦争や
核兵器などの武器をなくしていくこと、
そのために何ができるのか、
じっくりと考えるサマーセミナーとなりました。

次回はウインターセミナー(予定)。
テーマは「死について」となり、準備を進めていくこととなりました。



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