こんにちは、医学生担当のMKです。別にタクシーじゃないですよ...
「医学生のつどい」という企画をご存知ですか?北海道から沖縄まで、全国の医学部の学生が集まり、熱く議論し、楽しく交流をします。今回の開催地は長崎でした。「長崎は今日も雨だった」という往年のヒットソングがありますが、当日の6月27日はほんとに雨でした。しかも、土砂降り...ちなみに、翌日は快晴でした。
「つどい」のテーマは「戦後70年を考える」です。70年前のあの日、広島に続いて、長崎にも原爆が投下されました。7万を超える市民が、放射能を含んだ高温の爆風を浴びて亡くなったと言われています。
被爆地長崎には、90名近い医学生が集まり、被爆者の方や平和運動に取り組んできた医師の方々から講演を聞き、学生同士でディスカッションをしました。
「平和であることが生活の前提。医療や医学もそのことで成立している。」
「核の力はすさまじい。壊れたもの、土地、人も帰って来ないんだと思った。」
と言った意見が聞かれました。
一泊二日の企画でしたが、一日目の夜にはお楽しみの交流会がありました。学生がワイワイと楽しく語り合い、お互いの大学のカリキュラムのことや試験(の厳しさ)のことを話したり、ご当地自慢をしたり、恋愛トークに花が咲いたり...と盛り上がっていました。
写真はご当地グルメ「トルコライス」。注文したのは「トルコ風トルコライス」。お腹一杯になり満足でしたが、ネーミングがどうも気にかかる...例えば、和風うどんとか、中華風麻婆豆腐とか、同義語を重ね、強調するというレトリックなのか...
次回の「つどい」は10月に開催の予定です。テーマは「医療格差」です。医療にアクセスできる人が、経済格差などによって限られてきている、今の日本の現状を踏まえたテーマです。乞うご期待!!