こんにちは、研修担当のIKDです。
すっかり秋めいてきましたが、朝晩の寒さで体調を崩さないよう気を付けて下さい。
さて、20日(土)に初期研修医の症例発表会を開催しました。
参加は医師、看護師、薬剤師、医学生など、全体で34名でした。
症例発表会は年2回あり、1回目は今回のように兵庫民医連の初期研修医が集まって開催します。
もう1回は、近畿の民医連の病院で研修をしている初期研修医(約40名)が集まって開催する発表会で、毎年2月ごろ開催しています。
一口に「症例発表会」といっても、症例選び(症例を通じて何を学べたか主治医と一緒に考えます)、抄録(発表内容をwordなどでまとめたもの)の作成、発表スライド(主にPowerPointを使用)の作成、模擬発表会(予演会と言います)での発表と修正点の確認、スライドの修正、もう一度予演会、スライドの再修正→完成、発表原稿の作成、と準備にかなりの時間を要します。
これを、日々の業務を行いながら進めるわけですが、特にスライド作りは慣れてないこともあり、本当に大変な作業です。
今回は2年目2名、1年目4名の6名が発表しましたが、発表会の最後に全体を総評して、東神戸病院のT医師から、「みなさんすごく勉強しているのが伝わるいい発表会でした。研修は日々の積み重ねなので、大変なことも多いと思いますが頑張ってほしいと思います」と感想があり、大変な作業も報われたかなと思っています。
そして、今回は内科専攻医(感染症専攻)のI医師に来ていただき、感染症のレクチャーをしていただきました。
I医師は現在、京都の音羽病院で後期研修をしていますが、将来は感染症専門医を取得し、兵庫民医連の病院に戻ってくる予定です。
症例発表会は終わりましたが、研修医はこの秋も「臨床研修交流会」「登竜門カンファレンス」「外国人医師によるレクチャー」など、イベントが盛りだくさんです。
様子は随時アップしていきたいと思っています。