こんにちは、研修担当のIKDです。
台風一過もあり急に涼しくなった今日この頃、みなさんお元気にしていますか。
兵庫民医連では、9月17日午後に2016年度初期研修医症例発表会を開催しました。
症例発表会は毎年この時期に開催していますが、今年も研修医が日頃経験して学んだ症例や研修を通じて感じたことなどをパワーポイントにまとめました。
研修医9名の演題は以下となります(発表順)。
2年目 患者の立場に立つとは何か~医師として、妊婦として~
1年目 起炎菌を同定できなかった重症肺炎の一症例
2年目 早期診断に至らなかった腎動脈塞栓による腎梗塞の1例
1年目 甲状腺機能は調べてみるまでわからない
2年目 '器質は待ってないとやってこない!'器質性精神病について
1年目 鑑別に苦慮した間質性肺炎の1例
2年目 Basedow is to err
2年目 蚊アレルギーを指摘されていた5歳女児の症例より
2年目 当院の心房細動に対する抗凝固療法の現状
演題名だけでは内容はわからないと思いますが、研修医は約1ヶ月半前から準備をし、指導医と相談しながら発表内容を考え、スライドを作成します。
当日までに一度模擬発表(予演会)を行い、スタッフ医師や同僚研修医から意見を聞き、修正を重ねてスライドを完成。
発表は7分間と決まっていますので、読み原稿も準備します。
演題を見てわかるように、今年もさまざまな内容で発表があり、どの発表も示唆に富んでいました。
今回の発表会も医学生3名の参加があり、将来研修医として働くことを少しでもイメージできたのではないでしょうか。
写真は開会のあいさつを行う兵庫民医連医師研修委員長です。