どーも、久しぶりの投稿です。担当者のMKです。タクシーじゃないですよ。
7月10日(木)、東神戸病院に医学生が実習に来てくれました。大阪大学6年生のYくん。6月にも来てくれました。その時は、緩和ケア病棟での実習を行いました。緩和ケア病棟は、がんの終末期の患者さんの入院する病棟です。緩和ケア病棟で行っている、ご家族さんを含めた「患者さん中心の医療」とはどういうものか、また患者さんの病態や治癒方法(特に「痛み」のコントロール)についてレクチャーを受けました。また、患者さんのベッドサイドに行き、医師が患者さんとどのようなコミュニケーションをとっているかを見てもらいました。
さて今回は、回復期リハビリ病棟、内科病棟での実習、そして往診への同行を行いました。一日の実習を通して、地域の抱える高齢化の問題、それに伴い増加する病気について、指導医と一緒に考えました。「高齢化社会の縮図がこの病棟にはある」と指導医の先生は仰っていました。
午後からは、往診へ。病院に来られない患者さんのご自宅へ伺いました。ALSの患者さんを支えることがいかに大変か、そのために医師、看護師などの医療スタッフ、あるいはご家族さんがどのように関わるのかについて学びました。
実習を終えて、「患者さんの社会的な背景まで診る医療に共感しました。熱心なご指導ありがとうございました!」とYくんは語ってくれました。
病院実習は学年を問わず参加可能です。「医学部に入ったのに、全然医学の勉強してないなぁ‥モチベーションが上がらないなぁ」という1年生から、「初期研修のイメージをつかみたい」という高学年まで、みなさんの参加をお待ちしています。
ち・な・み・に
東神戸病院のHPはこちら↓↓↓
http://k-kyowakai.or.jp/eastkobehp/