あけましておめでとうございます。医学生担当Oです。
今年もよろしくお願いします☆
12月28日(土)~29日(日)神戸でセミナーを開催し、1年生~6年生の医学生19名が参加。
テーマは「医師の働き方を考えよう」
8月のサマーセミナーで女子学生から「仕事と子育ては両立できる?」「そもそも私結婚できるかな?」
男子学生からは「女性医師が増えると男性医師の負担が増えるんじゃないかな。」
「体力に自信ないけど、当直できるのかな。」・・・
などの悩みや不安が次々と出され"、そもそも医師の労働環境ってどんなんだろ?"ということで決定☆
1日目は、まず男女別に分かれてトーク。女子は話がどんどん盛り上がる!!
一方男子はというと・・・女子ほどには考えていないからか盛り上がらない(>_<)
続いて尼崎医療生協病院の女性医師の高松医師の講演。
テーマは「仕事と家庭は両立できるのか」
高松先生のご主人も医師。子育て中のママドクターということで、会場に来た人しかきけない○○○エピソードもあり、終始笑い声が絶えず、楽しい場となりました。
「救急など忙しい科で働きたいとき、家庭の関係で考えるべきか今いちばん悩んでいます。」
と率直な悩みを相談をする学生さんも。
質問では「だんなさんは最初から家事や育児に協力的でしたか。」など次々とだされました。
やはり女子からの質問が多し。男子がんばれ~!
恒例の夜の交流会~
サンタから一足遅いクリスマスプレゼントが!
中には・・医学教育の本、2日目の植山医師の本が当たった学生も。
その後クイズ大会で盛り上がり、夜遅くまで続く・・・
2日目は、全国医師ユニオン代表の植山直人医師に「医師労働」をテーマに話していただきました。
ドイツでは25000人の医師自ら、労働環境改善するため、ストライキを起こした結果、給与の引き上げや当直勤務に特別手当がつくなどの成果があったそう。成功の理由の1つには、ドイツ国民は医師を支持したこと。医療機関の連携で何とか診療もできていたというから驚きですね!
自ら行動することの大切さを学びました。
その後「個人・病院・社会としてできること」を考えて発表~
男女ともに「やれることは色々あると思うので希望をもって頑張りたい」など感想がだされました。
植山医師から「自分にできることを考えて、発信することが大事。医師はやりがいがある仕事です。」とエールをいただきました
2日間を通しての感想をちょこっと紹介☆
「学生どうしでも男女間で将来に対する意識の差を感じた。」
「医師も労働者の1人であると意識し、1人1人が考え行動することが大事だとわかった。」
「医師の労働環境は思った以上にきついと思った。」
「話をきくまで絶望的だったけど、周囲のサポートなどでやっていけるかもと希望がもてた。」
今回は、神戸大学4人・兵庫医科大学2人・関西医科大学2人・大阪大学1人・大阪医科大学1人・滋賀医科大学1人・福井大学2人・三重大学1人・徳島大学1人・山口大学1人・藤田保健衛生大学1人・岐阜大学1人・大分大学1人の学生が参加してくれました。
次回夏のセミナーのテーマは「医療と経済」に決定しました。
これから夏の本番に向けて、5年生と1年生の2人を中心に企画を練っていくのでみなさん待っててくださいね(^_-)-☆