トップページ> 職員のブログ > 職員が患者さんのお宅を訪問しました
3月23日(金)午後、東神戸病院では、地域訪問行動が行われました。
今回は、治療が必要な病気を持っている方で、一定期間受診が無い患者さんをリストアップして、職員がグループに分かれて、1件1件お宅を訪問していきました。
この日は悪天候でしたが、医師、看護師、セラピスト、薬剤師、事務・・・などなど多職種21名が参加。私は、医師、検査技師、事務と一緒の班でした。
実際に訪問してみると、調子が良くなっている方、転居されている方、他の医療機関に長期間入院中の方、など様々な状況がありました。
ただ、中には、経済的な理由により通院が途絶えてしまっているという方もおられ、『患者さんになれない方』が、地域にいるという状況...地域の中で取り残されている状況...が浮き彫りとなりました。そのような方には、治療の必要性から、医師が心配していること、来院してもらって経済面での困難さを一緒に考えていけること、などをお伝えしました。
実際にお宅を訪問することで見えてくるものがあります。
病院で患者さんが来院するのを待っているだけでは分からないことがたくさんあります。
医師みずからこのような地域訪問行動へ率先して取り組むということ、そして忙しい中でも地域に出ていくことを重要視するこの病院の姿勢、というものを改めて感じることが出来ました☆
医学生担当M