みなさん、こんにちは。医学生担当 R です。
先週土曜日(3月24日)の『神戸新聞』の一面に、「神戸市4万世帯が浸水」という記事が大きく載っていました。みなさんの中でもこの記事を読んだ方はいるでしょうか。
これは兵庫県が23日に発表した神戸市の浸水シミュレーションで、「東海・東南海・南海地震に備え、津波高を2倍に引き上げて浸水予測を進め」たものだそうです。
このシミュレーションによると、繁華街や市営地下鉄海岸線にも津波が押し寄せ、人工島のポートアイランドは進入口などがつかって道路が途絶し、孤立状態になる可能性がある・・とのこと。神戸市は、「地域津波防災計画」の見直しを進めていて、ポートアイランドの孤立化対策など今後の検討課題としているそうです。
兵庫民医連のホームページの住所を見てもらうと分かるのですが、兵庫民医連は「神戸市中央区港島南町」にあります。つまりポートアイランドのことなのですが、今朝は、このシミュレーション結果の新聞記事も紹介されて、対策について話し合われました。
『神戸新聞』の一面には浸水エリアの図も紹介されていましたが、みなさんの家や知り合いや友人の家、学校やバイト先などは大丈夫でしょうか?
お年寄りの方やちいさなお子さんのいる方、病気やお体の不自由な方などの避難がなによりも心配ですね。みなさんといっしょに防災のことを考えていきたいと思いました。
さて、このブログの3月12日の記事(東日本大震災1年)でもお知らせしました「東日本大震災後に兵庫県に避難されてきた方たちへの健康相談会」が、先週土曜日に神戸協同病院でありました。
そのことが新聞でも紹介されましたので、みなさんにも報告します。ぜひお読みください。