トップページ> 職員のブログ > 宮城県南・山元町ボランティア(続報)
宮城県南・山元町の現地ボランティアスタッフからの報告を紹介します。
現在、7月29~31日にボランティアに参加してくれる医学生の方を緊急募集しています。くわしくは「News&Topics」の案内をお読みください。
みなさんのご協力をよろしくお願いします。
<現地スタッフからの報告>
浅生原内手仮設住宅を訪問しました。今回は8組に分かれて106軒のうち97軒を訪問。54人の方からお話を聞くことができました。住民のみなさんからは、今後の生活再建にむけた不安の声や支援を要請する声が数多く出されました。
「いちご農家だったが自宅も農地も被災した。今は町の臨時職員で食いつないでいる」
「神戸では何年くらいで生活再建ができたのか?」
「JR常磐線の復旧の目処がたたないと戻ることができない」
「線路から東の避難指示区域は今後どうするのか」
「今後のまちづくり、復興の方向性がわからない」
などなど、たくさんの意見が出されました。
この仮設住宅は花釜区の方が多く、「うちも支援してほしい」と、今後の支援作業への要望も数多く出されました。
ひきつづき仮設住宅でのニーズ把握を行い、必要な支援を続けていきたいと思います。
花釜地区では、猛暑の中でしたが、床下にもぐっての泥出しや消石灰散布、ビニールハウスの再建、農地のゴミ拾いなどおこないました。
まだまだたくさんの方が支援を必要としています。ボランティアへのご協力をよろしくお願いします。