トップページ> 職員のブログ > 患者さんの訴えから診断を導き出す~臨床セミナーの報告~
医学生のみなさん、こんにちは。
お知らせしていました、臨床セミナーの第1回目が終了しました。
ので、簡単に報告をさせていただきます。
学生の参加は5年生が2人。
少ないようですが、その分、じっくりと患者さんにかかわることもでき、
一緒に担当してくれる研修医の先生も独り占めです☆
優しく丁寧に指導していただきました。
まず導入として、今回のテーマである「総合医」について、
指導医の中田医師よりお話をしていただきました。
その後、2グループに分かれて患者さんを担当し、
患者さんに問診や必要な身体診察を行っていきます。
そして、そこから得た情報を元に、カルテ記載と、
午後からのカンファレンスの準備を行っていきます。
すべて、1年目研修医と学生で行い、わからないことは指導医に聞くという感じです。
昼食の後は、午後からのカンファレンスを前に、
プレゼンテーションについてのレクチャーを井村医師からしていただきました。
「良いプレゼンテーションとは何か、どんなものか」をみんなで考えることができました。
そして、カンファレンスが始まりました。
プレゼンテーションも学生が行います。
1年目研修医の「神の声」に助けられながら、一生懸命に行う姿が印象的でした。
カンファレンスの後は、今回協力頂いた患者さんにお礼も兼ねての回診を行いました。
そして、1日の振り返りです。
今日1日をとおして学んだことを、研修医と一緒に振り返りました。
学校のポリクリでは、ここまで患者さんと接し、
患者さんの訴えから診断をつけていくということはないので、
とても新鮮で勉強になったようです。
研修医からは、
「自分が毎日足を運んでいても、初めて聞いた内容があって、
よく話しを聞けていることに感心した。」と話していただきました。
学生からは、
「患者さんが途中で泣き出してしまって、頭が真っ白になってしまって、
ひたすら話しを聞いていただけという感じです。
研修医の先生には、カルテ記載までお手伝いしていただいて、
本当に優しく教えていただきました。」
との感想が出されました。
そして、第1回目の臨床セミナーを修了し、
好例の懇親会へ☆
ここでも学生、研修医、指導医入り乱れて、盛り上がりました。
あまっこ♪