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越年越冬ボランティアに取り組みました

みなさん新年あけましておめでとうございます。

遅くなりましたが、昨年末の企画の報告でございます。

1228日(土)に神戸三宮・東遊園地で「神戸の冬を支える会」主催の路上生活者の方々の越冬支援(12/281/5)に今年も参加しました。

 

まずは参加者でテントの組み立てを行いました。


兵庫民医連は今年も炊き出しと医療相談を行いました。また今回は新しい取り組みとして歯科相談と健康チェック&健康吹き矢も行いました。会場には80名を超える路上生活者や生活困窮者の方が集まりました。

 

18名の医系学生21名の職員が参加し、健康チェック、健康吹き矢、アンケート聞き取りのそれぞれ班に分かれて行動しました。28名の方がテントを訪れ賑わいました。

医療相談には21名の方から病気や生活の相談を受けました。



はぁもにぃによる炊き出しが始まると、テント前には行列ができ200食が提供されました。



14時からは「医系学生の交流会」神戸市勤労会館で行い、神戸協同病院の齋藤行生さんから「困難事例を通して考える医療者の役割」について2つの事例を紹介してもらいディスカッションしました。

 

全体を通して学生からは「自分が思っている以上に貧困者が多いことを知り、無料低額診療を行う重要性を学ぶ良いきっかけとなったと思いました」「一人暮らしの人が多く話す場、交流の場を求めてきているように感じた」「たくさんの人が医療相談ブースに来ている様子を見て、医療は生活になくてはならないものだと実感した」「学校の講義でも学べないようなホームレスの方々のリアルな生活や健康に関する各個人の価値観を知ることができました」などの感想が寄せられました。


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