トップページ> 職員のブログ > 被災地支援ボランティア報告(6月13日~14日)
こんにちは。医学生担当の「T」です。
6月13日~14日にかけて、宮城県亘理郡山元町へ被災地支援ボランティアへ行ってきました。近畿の医学生を中心に、4名の医学生が参加しました。今回で、支援回数20回を数え参加者は75名(のべ人数)になりました。
今回の支援内容は、仮設住宅での健康チェック・健康体操等と、宮城県名取市閖上地区での草刈作業を行ないました。草刈作業支援を行なった、閖上地区は、東日本大震災の津波で約750人が犠牲となり、今も40人が見つかっていません。
ナガワ仮設での健康チェックには、10数名の方が参加され医学生が中心となり、血圧測定、体脂肪測定等を行いました。参加学生さんの感想から、「1人目の方の測定時、緊張しました。でも、お話していくなかで緊張もとれ仮設住宅での生活状況はじめ、ご家族のことまでお聞きすることができました。事前説明で仮設での生活状況を聞いていましたが、入居されている苦労を察して余り有るようだった。阪神淡路の経験を活用できていないと思いまいた。
参加が2度目の学生さんの感想から、どこもあまり変化していない印象を受けました。高齢化、過疎化の進んでいる地域なので、今後も継続的に支援していく必要があると思います。仮設住宅での生活の不便さや、被災した方々が何を感じているのかを少しでも知ることができました。今の私に出来ることは限られていますし、今回のボランティアで出来たことも本当に小さくて、実際に役に立っているのか分かりません。ですが、見聞きしたことを周りに発信し、忘れないでいてもらえるようにすることは今後も続けていきたいと思いました。
今後も継続支援を行なっていきます。次回の支援につきましては9月頃を予定しています。
みなさんの参加をお待ちしています。