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被災地支援ボランティア(3月13日~14日)報告!

こんにちは。医学生担当の「T」です。

313日~14日にかけて宮城県亘理郡山元町の支援活動ボランティアに行ってきました。

兵庫民医連としては、震災後の活動を継続し今回で33回目となりました。また参加された学生さんの人数は今回でのべ103人となりました。今回はリピータの学生さん2名を含め3名の参加で支援をしました。

今回の支援内容は、定例の健康チェック被災地区の草刈、3.11に行われた追悼イベントの後片付け(清掃)を行いました。健康チェックには大阪・兵庫から看護師と介護福祉士の参加が多数あったため、学生さんには草刈とイベントの後片付けをしていただきました。

草刈については400坪の宅地跡を3名の女子学生さんが中心となり電動カッターとカマにて刈り取りを行いました。電動カッターでの刈り取りは病院職員が担当。男子学生さんの参加が無いなかで400坪の草刈はたいへんでしたが、みなさん作業に集中し予定時間内に終えることができました。これから春を迎えるにあたり草木が成長し宅地跡に雑草が生い茂るなかこのような作業が増えてくると支援地域の区長さんは頭をかかえていました。ぜひみなさんのご支援をと呼びかけられました。次回以降は男子学生さんも来てほしいとも言っておられました。

2月も報告しましたが、私達が支援をしている仮設住宅には今現在も30世帯の方が入居されており、入居期限が201665日までと退去日程も決まりました。復興住宅に転居するにも費用がかかります。行政からの補助があるのですが先に自身で立替をしたのち補助をする形だそうです。また引越し時に仮設住宅内をきちんと清掃し退去しないといけないと。一人ぐらしの方にはかなりの負担がかかります。今後、私達は引越しのお手伝いや清掃含めて支援していきたいと思います。

<ボランティアに参加してくれた学生さんの感想より>

継続して関わることが大切だと思った。被災した方のお話を聴いて、暮らしには人と人との繋がりが大切だということを実感した。今後も被災者の方々と直接関わる活動とボランティアを取り入れてほしいと思いました。何年経っても震災が人の心に与えた影響の大きさは変わらないだろうと感じた。たとえ物理的に土地が綺麗になっていこうとも被災された方の生活や心理的な側面にはずっと目を向けるべきであり必要ならばケアをしていくことも大切だと考えさせられました。

兵庫民医連では今後も継続して支援活動を行います。

4月以降の支援活動では定例の健康チェックに加え、現地の様々なニーズに応える支援を継続していきます。

みなさんのご参加お待ちしています。「震災の前後で近隣に住む人との繋がりが強まった、絆が生まれた」ということと、
「震災の前後で、大きく変わった人がいる」ということです。震災前、地域の人に無愛想だった人が震災後は全力で率先して地域のために動いている、今は地域が家族のようだ、という話です。この話を聴いて初めて、私は人の繋がりの温かさこそが被災者を支えてきたことを思い知りました。
今回の収穫はこれかなーと思います(^^)支援の内容は草刈りでした。私は作業中にお腹が痛くなり、被災された方の家で少し休んでいたのですが、そのときにちらっとしてくださった話がすごく印象に残っています。
「震災の前後で近隣に住む人との繋がりが強まった、絆が生まれた」ということと、
「震災の前後で、大きく変わった人がいる」ということです。

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