トップページ> 職員のブログ > 被災地支援ボランティア報告(2月13日~14日)
こんにちは。医学生担当の「T」です。
2月13日~14日にかけて宮城県亘理郡山元町の支援活動ボランティアに行ってきました。
兵庫民医連としては、震災後の活動を継続し今回で32回目となりました。また参加された学生さんの人数は今回でのべ100人となりました。
今回の支援内容は、毎月開催されている健康チェックと研修医2名による医療講座でした。
医療講座のテーマは「認知症予防について」。ナガワ仮設住宅と坂元地区の老人憩いの家でそれぞれ行いました。参加された学生のみなさんも現地の方々とお話をしながら血圧測定を行いました。
医療講座では、医師より認知症予防で大切なこと、高齢になるにつれてなりやすいことや高血圧や糖尿病の方もなりやすいので注意するようお話していただきました。参加されていた方からは家族の看護体験や家族の辛さ、介護の大変さ等のお話もありました。
今回支援で訪問した仮設住宅には今現在も30世帯の方が入居されており、入居期限は2016年夏までと決まり今後公営住宅への転居などが予定されています。ですが、家賃問題等まだまだ大変な状況があるとのことでした。
<ボランティアに参加してくれた学生さんの感想より>
以前来た時と変わったこと(公共工事)と変わっていないこと(人々の状況)があり、今後も継続して関わっていきたいと思いました。
兵庫民医連では今後も継続して支援活動を行います。
3月の支援活動では現地のニーズにこたえ、草刈作業なども行なう予定です。
みなさんのご参加お待ちしています。