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震災から20年 まちづくりの課題(神戸医療生協新春のつどい)

こんにちは、神戸協同病院のk.sです。

昨日は毎年恒例の神戸医療生協の新春のつどいに参加してきました。


オープニングでは、スーホさんによる馬頭琴の演奏がありました。
はじめて聞く馬頭琴は、とても表現豊かな音色でした。
馬を表現した楽曲は、たくましい馬の息遣いが伝わってくるような、迫力のある音楽でした。


メイン講演は、神戸協同病院の上田院長から「震災から20年、神戸医療生協の取り組みとまちづくりの課題」をテーマに話していただきました。
病院のある長田区は、かつてはケミカルシューズなどの産業が栄えていて、労働者も多く住んでいた。しかし、須磨区や西区に団地が建設される中で人口増加は減少傾向に転じ、95年の震災後、その傾向が顕著になっていった。そして、再開発が勧められた新長田駅の周辺では、人口減や大型スーパーの登場で商店街が疲弊していった・・・。

一方で、住民や商店主の方たちは町おこしに取り組むようになり、近隣の施設などと協力しながら毎月様々なイベントを行なっている様子が話されました。

高齢化という問題でも、長田区は市の動向の先頭を走っているという話も。
高齢化が進行していくなか医療機関に求められるニーズも変わっていくということ。
その中で、今春に協同病院で開設される"緩和ケア病棟"はニーズに応えるものになるだろうと。

冗談を交えながら話す上田先生の講演は参加者に笑顔を与えていました(^^)
残念ながら写真は見にくいです(^_^;)


当日は医学生の参加もあり、今年の3月にある全日本民医連のキューバ地域医療視察への支援の訴えもされました。
多くの参加の方々から、激励と期待のこもった支援を受けることが出来ました。


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