患者さまの求めているものが何かを把握できるようになる。
その要求に医師としてどのようなかかわりが可能か検討できるようになる。
医療行為を行うにあたって、患者様との納得と合意が形成できるようになる。
必要であれば高次医療機関に相談する能力を持つ。
自らの医療水準を客観的に評価し向上を目指す。学術活動や研修を行う。
1年間、尼崎医療生協病院または神戸協同病院で初期研修を行う。
2年間整形外科基礎研修を兵庫民医連以外の医療機関で行う。
その後2年ないし3年の整形外科の専門研修を兵庫民医連以外の医療機関で行う。
患者さま、家族への接し方(治療の目標・内容・エンドポイント)を学ぶ。
コメディカル、スタッフとの連携。
新患外来の見学。
慣れれば初期診察を行い、その後、指導医と共に診察をする。
手技研修(トリガーポイント、関節穿刺、縫合、ギプスなど)。
救急外来を受診した患者さまの対応
入院患者さまにおける副主治医(担当医)。
退院までのプログラム作成。カルテ作成。
入院指示、患者面談、カンファレンス提示、退院調整を指導医と共に行う。
入院時の指示。リハビリテーション実施計画書の作成。
患者さまと共にリハ室に行き、そこでの患者状況を把握する。
患者さまに合った装具を処方する。
社会状況について把握し、必要な時はMSW(医療ソーシャルワーカー)と連携をとる。
手術の助手と縫合実習(手術に入りたくない場合は随時相談)
検査・手技の見学。可能であればそれらを実践する。
☐:◯に加えて掲載分を目標とする。 ☆:◯、☐に加えて掲載分を目標とする。
◯:腰部・膝の診察
☐:頚部の診察
☆:各関節の診察、関節の触診
◯:創傷処理、創傷処置、シーネ当て
☐:膝の関節穿刺、仙骨硬膜外ブロック、腰椎穿刺、トリガーポイント、
身体計測(関節可動域、徒手筋力測定など→身障書類などの作成)
☆:各関節の穿刺、各種神経ブロック、腰部硬膜外ブロック、各種麻酔、ギプス、関節造影、脊髄造影、直達牽引
◯:単純レントゲン写真
☐:MRI、関節液
☆:CT、脊髄造影、シンチグラム
◯:図解 四肢と脊髄の診かた(野島元雄 監修、医歯薬出版株式会社)
Up to date(整形外科疾患ではあまり参考にならないが…)
医学中央雑誌、Pub-Med(学会発表、論文作成で使用)
☐:整形外科クルズス(津山直一 監修、南江堂)
☆:整形外科医のための手術解剖学図説(寺山和雄 監修、南江堂)
Rockwood Fracture
Campbell Oparative Orthopedic Surgery
整形外科診断学
☐:◯に加えて掲載分を目標とする。 ☆:◯、☐に加えて掲載分を目標とする。
◯:骨折(大腿骨頚部骨折、橈骨遠位端骨折、椎体圧迫骨折)、交通事故外傷、捻挫、
切創、挫創(神経・血管・腱損傷の評価、感染の評価)、急性腰椎症、変形性膝関節症、痛風、骨粗鬆症
☐:他の骨折、他の変形性関節症、脊椎変性疾患、肘内障、閉塞性動脈硬化症、凍結肩、関節リウマチ
☆:四肢の神経障害・関節痛・歩行障害・腰椎症などの鑑別疾患、多発外傷、骨腫瘍、軟部腫瘍、骨・関節感染症、小児疾患
医師は診療において「患者さまの満足」を考慮しながら実践する。
医学的追求を保険内で行う努力をしなければならない。