ご無沙汰しています
2年目研修医のYです(^o^)
ひとつご報告があります。
先日、近畿圏の初期研修医が集まる症例発表会に参加しました。
いくつかのグループに分かれて1人ずつ発表するのですが、
ありがたいことに座長賞(グループ毎に1人ずつ選ばれます)をいただきました。
私の発表テーマは、医療の不確実性、エビデンスを臨床に応用する難しさ、というものです。
平たく言うと、
「やることをきちんとやっても患者さんにとって不都合なことが起きてしまうがそれを完全に避ける手段は現在の医療では存在しない」
「医療とは、エビデンスというマニュアルみたいなもの通り診療していればいいというものではない」
といったものです。
臨床をやっていくうえで常に考え続ける必要のある難しいテーマであり、短い発表時間にまとめるのに正直なところ非常に苦労しましたが、
なんとか聴き手に伝えられたとほっとしています。
なかなか日頃はここまで深く突き詰めて考える機会がないので、私自身にとってもよい機会でした。
拙い発表ながら賞をいただけたのは、きっと今後も学び続けるようにという激励だと思いますので努力していきたいです。