お久しぶりです。2年目Yです。
猛暑、台風、秋の長雨...なかなか大変な季節が続きましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私はいま地域医療研修として豊岡にある診療所で勉強させてもらっています。
医療従事者として医師の地域的な偏在について少しはわかっているつもりでいましたが、
いざ都市部で働き始めたあとで実際にこちらにきてみるとよりリアルに実感できて想像以上だったことに驚きました。
入院設備のある急性期の大病院は豊岡市以外を含む広いエリアで、たった一つしかありません。
他にも50床程度の小病院が2、3個あるのみです。
あとは無床診療所やクリニックしかありません。
高齢化率が非常に高く医療需要の高さは都市以上かもしれませんが、このように医療資源は本当に限られています。
地域の急性期病院や診療所の医師が積極的に協力しながら、何とかこの地域の医療を支えていこうと努力されている姿を垣間見ました。
また、病気によっては、専門治療は神戸など都市部まで行かなければならないこともあるようです。
一方で病院が乱立していて(語弊がありますが)患者の奪い合いをしているような都市部の状況とは全く異なります。
新聞のニュースでは豊岡市が在宅看取り全国?第1位という調査がありました。
こちらで往診をされている先生の話を伺っていると、
確かに介護など家族機能は都市部より保たれていることも要因かもしれないけど、入院できる病院がないから自宅という選択肢しかないという現状も反映されているだろうと感じました。
地域医療と一言で言っても、在宅医療など医師に求められる能力も大きく異なっていたり...やはり難しい問題だと痛感します。
さて、地域を感じる別の視点です!
今週末は久々に天気がよかったので、出石や但東町方面へドライブに行きました。
周りは緑や川に囲まれていて気持ちいいです。
写真は、
地元でとれた新米と新鮮な卵で贅沢なたまごかけごはん!
最近外国人にもとても人気の城崎温泉!
です。
この地域の恵みを堪能しています(^o^)