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こんにちは、1年目研修医TJです。
先日は家庭医療学ポートフォリオ発表会に参加してきました。
たびたびニュースやテレビ番組でも耳にする総合診療医、皆さんはご存知ですか?
どんな病気でも診断するお医者さんというイメージもありますが、これから進められる専門医としての総合診療医、とは、どのような場所でも、常にかかりやすく、いろんな人と協力して、その人を、地域を丸ごと診る、そんなお医者さんのことなんです。
これには家庭医療学の流れが背景にあります。
家庭医療の分野でポートフォリオ、とは、思い出深い患者さんとの経験などをまとめたものを振り返りながら発表し、成長の指標とするものです。
お医者さんの世界では一般的に症例発表が行われますが、このポートフォリオ、では、診断にとどまらず関与のあり方やそのとき自分の「心の中」で何がかわったのかまで考えるのが特徴です。
発表では各地から集まった若き総合診療医達が、病棟でのトラブルや失敗、隠れていた貧困や不登校、アルコール依存といった複雑な社会的困難などに立ち向かった経験を発表していました。
当院からも2名の家庭医分野の指導医が参加していました。
その人を本当に診るということは難しいですしその価値はなかなか外からは見えにくいと思います。
でも、誰もが人生の中で自分のことを大きく変えた、「せんせい」のことを覚えているものだと僕は思います。
誰かにとって特別で、誰もを特別な存在にできる、そんな立派なお医者さんになれるようにこれからも頑張りたいです。
そんな特別なみなさんに、今日はプレミアムうまい棒の画像をお届けします。
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