こんにちは♪
研修医2年目のYYです。
現在は小児科ローテーション中です。
先日、当院で行われたNCPR; Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitationについて紹介します。
使用するのはこちらの人形と生まれたての赤ちゃんを収容する機械:インファンとウォーマーです。
このウォーマーの役割は、文字通り生まれたての赤ちゃんを保温することにあります。
生まれたての赤ちゃんは羊水で濡れていて非常に体温が奪われやすい状態なので、この温かいウォーマーの上で羊水を拭き取ったり、バイタルサインを確認します。
必要があればこの上で処置(酸素投与など)を行ったり、心肺蘇生まで行う事ができます。
この日はNCPRの講習に、研修医として見学で参加させてもらいました。大人の心肺蘇生法とは大きく違うので、すごく勉強になりました。
新生児は生まれたときに低酸素があると、脳に重大な障害を残すことがあります。NCPRが必要な場合、待ったなし!!で迅速に行動しなければなりません。
ですが、NCPRを必ず医師が行えるとは限りません。
もともと胎児期に問題が指摘されておらず、分娩にも問題がなかった場合、新生児科医はお産に立ち会いません。産婦人科医は母体の状態に集中しなければならないこともあります。
医師・看護師に関わらず、その場面にいる動ける人が動かなければなりません。
この日の受講者は全員看護師でした。看護師もインストラクターをやっていただいた先生も、私も一生懸命取り組みました。
当院で生まれた赤ちゃんの救命のための、最初の行動を起こすのは、その場にいる私たちなんだ!と緊張感ある講習となりました。
...と、真面目な話はここまでです。
小児科の今の流行は~なんていうと、季節柄、喘息やRSウイルスが挙げられますが。
それ以外にも小児に流行っているものがあります!
それは妖怪ウォッ○です!
NCPRの講習会のインストラクターをしてくださった先生は、折り紙が得意で、妖怪ウォッ○のねこのキャラクター(じばにゃ○)を折り紙で作るのが非常に上手で、受診されたお子さんからも大人気です。
わたしも練習しとこうかな♪