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すきな本のはなし

研修医TYです!



もうすぐ秋ですねー☆ 


秋といえば読書!!本って最高ですよね!


僕は本が好きなので、今回は本のおはなしをします。中高生~大学生くらいのころに読んだらいいだろうなと思う本について紹介します。



①新潮文庫 

文庫といえば断然新潮社!

新刊から古典まで幅広いです。最近文字が大きくなって読みやすくなりましたね。紙質が柔らかめなのも大変良いですね。

新潮文庫といえば、昔、カバーについている券を50枚集めて応募すると、Yonda?パンダというかわいいパンダの腕時計がもらえるキャンペーンがあったんですよねー。子どものころはあれ欲しさに狂ったように古本屋に通った覚えがあります。あの腕時計まだ実家にあるのかなあ



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②講談社現代新書

新書レーベルの中では一番好きです!僕が学生のころは「高校・大学新入生は新書を読め」といろんな人が言っていて、当時はうっとうしく感じていたものですが、今思えば、まぁ一理ある言い分ですね。

大人になった今でも、よく知らない分野については、いきなり専門書にあたるよりは新書から入ることが多いです。この講談社現代は、数ある新書の中でも読みやすい上に、適度に深い内容の記述もあり、最高にバランスがいいです。デザインもシンプルで、有象無象がひしめく新書界でも一際キャラが立ってます。ただ、紙質が硬くて、片手で読むと疲れるのがちょっと残念かなー



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③光文社古典新訳文庫

10年くらい前、僕が中学生のころに出始めたレーベルですね。安い、紙質が良い、文字が大きい、カバーデザインかわいい。もう最高ですね!そして何より原作のチョイスがいい!!

大学のころに読んだ光文社の「カラマーゾフの兄弟」は、これまで読んだ本の中で一番好きなお話です。亀山郁夫訳には賛否あるようですが、僕は好きです。新潮の原卓也訳もかなり良いと思いますが


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④ちくま学芸文庫

ここは質の高い西洋哲学の翻訳モノが多いっすね!あまり売れないせいなのか少し高価なので、図書館を使いたいとこですねー

古典とよばれる一次文献が多く揃っているので、大学生あたりが対象のレーベルですね。岩波文庫を始め、講談社学術文庫、平凡社ライブラリーなんかも同じ水準の本です。


⑤シリーズ ケアをひらく

最後に!もし医師を志す学生さんとかがいらっしゃるなら、ぜひ手にとってほしいですねー☆

シリーズを通じて、医療・介護の現場を、人の生というものを全人的視点から描いていて、本当に素晴らしい本ばかりです。僕はなかでも「こんなとき私はどうしてきたか(中井久夫)」と、「べてるの家の当事者研究(浦河べてるの家)」が好きです。



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最後は研修させていただいている病院の医局の本棚!


いやー本って最高ですよねー ではまた次回!!







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