お疲れさまです。
研修医1年目@尼崎のOです。
冷え込みがいよいよ厳しくなってきていますが、みなさま体調を崩されていませんか?
温かい物を口にして、ホッと一息ついていきましょう。
何やらうさんくさい挨拶はさておき。
先日、パソコンでlivedoor
newsを見ていた所、1つの広告が目に止まりました。
「ブラックジャックによろしく、全巻無料!!」
騙されてみるのも一興かと、そのページへジャンプしていくと...
本当に無料で読めてしまいました(※違法ではありません、念のため。興味のある方はBookLive!Readerなどで検索してみて下さい)。
医師になる以前にも読んだことはあったのですが、時代の差こそあれ主人公と同じ研修医となった今、当時とは違う視点で読めるかも知れないと期待しながら、読み進めていきました。
そして感じたことは、「斉藤英二郎(主人公)はすごい」単純な感想です。
とにかくひたむきに、患者のためには周囲との衝突も辞さないその姿勢をみると、
知識の習得や抜け落ち、あるいは技術の成功や失敗に一喜一憂を繰り返すことが、
とても小さいことの様に思えます(医師向けに書かれたものではないため、描写が心理面に偏ってはいるのでしょうが)。
医療とはおそらく、「患者が必要としていること」が原点だと思います。
それに出来るだけ応えられる様に、医師は知識や技術を有している必要があるのでしょう。
書くのに勇気がいることですが、知識や技術はあって当たり前なのでしょうね。
そう考えると、未熟な自分に担当させて下さる患者の存在がどれ程ありがたいことか。
未熟さが何と恥ずかしいことか。こみ上げてくるものがありました。
という訳で、ご覧のようなタイトルになりました。
まもなく救急外来研修も終わろうとしています。