トップページ> 研修医ルーム > 3+1=? (副題:第3回プライマリー・ケア連合学会)
後期研修医のJUN1です。
本日も、ややクラシック(古典)な話。
先日、博多で行われた第3回プライマリー・ケア連合学会学術大会に出席してきました。
教育講演なども充実していて、参加してとても勉強になる学会でした。
教育講演や演題発表は、学会の抄録を見ながら面白そうなもの、興味の湧くものを聴きに行くのですが、今回博多に行く前から、聴きに行くのが決まっていた発表が1つありました。
それは、兵庫民医連の家庭医の先生方の発表。
『兵庫民医連 家庭医プログラム』の診療・研修の中心である本田診療所とそれを取り囲む地域についての発表。
本田診療所に受診される患者さん達は日々どのような環境で生活されているのか?
スーパーはどの辺りに、どのくらいあるのか?
何が買えるのか?
交通手段は?
危険な道路はないか?
商業施設は、どのようなものがあるのか?
ワクチンを摂取しにくる子供達の通う保育所は?幼稚園は?小学校は?
ということを、実際にカメラを片手に地域を歩いて写真を撮り、地図の上に貼付けて、手作りの本田診療所周辺地図を作ってみた、というオリジナリティー満点の発表です。
発表10日前に地図を作成中の家庭医の3人の女性医師。
家庭医プログラムの先生方は本当に仲が良く、三人の女性の先生方が協力しながら力を合わせている姿は、ほのぼのしていて美しい感じ。
兵庫民医連の家庭医には、三人の女性医師の上に姉御肌の女性指導医T松先生がいらして、あ~なんだかアレみたいじゃないか~。
阪神地域で、三姉妹 + 頼れる長女がいて、姉妹で協力して美しい感じといえば、谷崎潤一郎の『細雪』の世界。
これは映画のワンシーン
長女 岸恵子
次女 佐久間良子
三女 吉永小百合 いいな~(*^o^*)
四女 古手川祐子
というわけで、最近は家庭医の女性医師を見る度に、
『あっ、(細雪の)次女だ!!!』
てなことを心の中で思っています。
発表中の四女のM先生
隠れているけど、地図を持っているのは三女のH先生
学会発表お疲れ様でしたm(_ _ )m
博多の中洲
ちなみに、男性の家庭医の先生もおられます、念のためm(_ _ )m