人の書く ブログを読むは いとおかし
3年目研修医のjun1です。
最近、他の研修医がブログを書くので、気分が楽チンです。
先日、夜中にロンドンオリンピックを見ずにNHK教育テレビ何ぞを見ていたら、
あら懐かしい、『名曲アルバム』をしてるではないですか。
子供のときによく両親が見ていたな〜。
綺麗なヨーロッパの町並みを背景にクラッシックの名曲が流れ、画面の下に字幕でその曲の解説が出てきます。
で、先日はシューマンのトロイメライが流れてました。
『のだめカンタービレ』にも出てくる有名な曲なのだそうな(NHKの字幕にこんな解説は出てきません、念のため)。
トロイメライは、小曲集『子供の情景』の第7曲目。
良い曲だな〜、音を取るくらいなら、すぐできそうな曲。
トロイメライとは「夢想(に耽ること)、空想(すること)」と言う意味があるそうです。
しかし幻想的に弾くのは、けっこう難しそう、綺麗に弾かないと夢どころではない感じ。
シューマンは、後に『子供のためのアルバム Op.68』や『子供のための3つのピアノソナタ Op.118』などの子供の学習用のピアノ曲を作曲しています。
でも、本人によれば、『子供の情景』はそれらの作品とは異なり、
「子供心を描いた、大人のための作品」
としての制作意図があるという。
うん、うん、確かに大人のための作品。
しかも、字幕の解説を読んでいると、
『子供の情景』は、妻クララ・シューマンに
「あなたって時々、子供みたいのところがあるわね」
と言われたのをきっかけに作曲したそうな。
う〜ん、エ、エ、エロい。
ちなみにクララ・シューマンは美人です。
「あなたって子供みたいね」
とは、男が女性からよく言われる一言。
それを10歳も歳下の美人(しかもシューマンにとってはピアノの師匠の娘)に言われて、それをもとに作曲してしまう何ぞは、
う〜ん、状況を『夢想』するに、エロい。
まさに、「子供心を描いた、大人のための作品」
夢想に耽り過ぎか?
エロいのは俺の方か?
ま、それも仕方がない、だって症状ですから。