トップページ> 研修医ルーム > 『素直さと挨拶ができること』について
2年目研修医のJUN 1です。
今日は高校生の1日医師体験のお話。
毎年夏休みには多くの高校生が1日医師体験に訪れます。
今日は高校1年生1人、高校2年生2人が医師体験に来られ、小児科を見学しました。
3人は医師を目指していて、医学的な話にも興味津々でした。
印象は真面目で礼儀正しい高校生。
この年齢で将来の職業について考えているなんて真面目だな~。
1日医師体験の最後に質疑・応答&懇談をしました。
質疑・応答の際も目が真剣で色々質問してくれて、刺激になりました。
刺激されて少々しゃべり過ぎていまいました。
懇談の最後に少しだけ助言を。
『素直さと挨拶ができること』ってホント大事だかんね、という話。
私は今小児科で12歳の女の子の入院患児を受け持っているのだけれど、この女の子は私が朝に夕に診察に行った際、診察が終わるたびに『ありがとうございました』と、素直な性格であろうことが感じられる可愛いらしい声で言ってくれます。
その度に『素直さと挨拶ができること』って大事だなぁ~と思う毎日。
患児によっては無愛想な子もいるし、今ひとつ素直でないなぁ、と感じる子もいます。
子供だから全然腹も立たないし、これから色んな経験を積んで変わっていくだろうな~と思いながら接しているのだけれど、素直に挨拶できる子に触れると、そうでない子に比べて私の中の『優しい気持ち』の度合いが少し上ります。
『何かあると手伝ってあげよう』と、そうでない子より少し多めに思ってしまいます。
そんなこんなで、この12歳の女の子はその『素直さと挨拶ができること』から、今後の長い人生において有形無形の恩恵を、そうでない子に比して多く受け取る事になるだろう、と思います。
まっ、私は毎日楽しくベッドサイドに行けていて研修が楽しいです(*^o^*)
写真は、黙って話を聞いてくれるのを良い事に、調子に乗ってしゃべり倒しているところです。