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オススメ本紹介 その③

感染症治療
簡単なようで奥深い世界です!!
起因菌にも流行り廃りがあり、耐性の状況も刻々と変化していき、新しい薬のパンフレットも製薬会社のMRさん達により日々机に積まれていきます。

そんな混迷を極める状況で、とりあえず目の前の患者さんにどう対処するか...

研修医Sはとりあえずこれを参照します

サンフォード 熱病
ちなみにこれはCD-ROM版

sato 47.JPG

これを見ると、
中耳炎なら
第一選択
チョメチョメを○mg、ホニャ日間
第二選択...
というように、親切丁寧に書いてあります。脳みそ使う必要なしです!
しかも、それなりに権威のある本なので、
「サンフォードにはこう書いてありました!」
というのが病棟でも結構通用します
(^-^)/

しかし、感染症は地域や院内の耐性化率などローカルな要因が大きい分野なので、あまりサンフォードに書いてあるとうりに頭を使わず処方してると、意外な落とし穴にはまります...
そんな抗菌薬のことをしっかり考えたいときは、感染症の若きエース、岩田健太郎先生の本がやはり一番でしょう!
(もちろん青木眞先生や藤本卓司先生の名著もありますが...)

数ある岩田先生の著作の中でも、読みやすさと内容のバランスから

抗菌薬の考え方、使い方Ver.2
岩田健太郎著
中外医学社

sato 48.JPG

をお勧めします!
薬理から実践までがすんなり入る一冊です。

しかし、病棟業務に追われるときには
これをよく使います

大阪民医連、耳原病院の
感染症ガイドライン

sato 49.JPG

もちろん市販されていませんけどね~
('-^*)/

~研修医 薬好き~

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