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Pfizer 若手医師セミナー 山中克郎先生の話を聞いて

2年目研修医のJUN 1です。

 

先週の金曜日に『Pfizer 若手医師セミナー』に参加し、山中克郎先生の話を聞いてきました。


勉強会の内容は『外来を(たの)しむ 攻める問診』というものでした。


色々勉強になることがあって、参加してよかったです。

 

金曜の晩という眠たい時間だったけれど、山中先生の軽妙なお喋りの所為(せい)もあり、ちっとも眠くならずに最後まで聴く事が出来ました。

 

山中先生のお話を聴くのは今回で2度目。

 

1度目は昨年の4月に『近畿の民医連新卒医師オリエンテーション』で講演に来て下さったとき。

 

当時は山中先生のことは存じ上げておらず、しかしお話の上手な先生だな〜、と感心しながら楽しい時間を過ごした記憶があります。

 

今回も時折笑いを交えながら飽きさせない2時間半でした。

 

山中先生は御自身の事を『草食系救急内科医』と言われる。

 

救急の現場の人は熱い人ばかりですが御自身は草食系だから、『大量出血の外傷患者さんが運ばれてきたりしたら、後ずさりして後ろの方で見ています』と冗談を言われていたが、勉強会の間に何度も山中先生の熱い部分を垣間見られました。

 

前回の山中先生のお話を聴いた時もそうでしたが、今回も最後に皆さんにプレゼントです」と言って、中島みゆきの『ファイト』という曲を聴かせてくれました。

 

14ヶ月ぶりの『ファイト』だったけど、聴きながら山中先生も「熱い先生だな〜」と思いながら、14ヶ月の研修を思い出し、私も胸が熱くなりました。

 

いつも自分以外の人に熱を伝染させる人って凄いな〜と思う事が多いのですが、山中先生もそんな『他人を熱くさせる人』です。

 

そんな胸が熱くなりながら『ファイト』を聴いていて思ったのは、『君は君自身でいいんだよ』と。

 

今年は5人の新人研修医が入ってきてくれました。

 

そんな5人も2ヶ月を過ぎて、遠目でみながら、少しずつ自信が出てきているようで『いいぞ、このまま頑張れ』と思う事もあるし、でも別の瞬間には手技が上手く出来なくて少し自信を失いかけたりしていると『心配しなくても大丈夫』と声を掛けてあげたくなる事もあります。

 

日々の研修で自信を少し失いかけたり、他の研修医が自分より優秀に見えたりすることもあるだろうけれど、『君は君自身でいいんだよ』と、『君自身のやり方と速度で歩んで行けばいい』と、中島みゆきの『ファイト』を聴きながら思っていました。

 

自分自身を肯定しつつ日々頑張って研修して欲しい。

 

5人それぞれに個性があり、本当にしっかりしている5人だから、私が心配なんかしなくても、てんで5人がそれぞれに自分の道を歩み始めている感じだけど。

 

そして自分自身を肯定するのと同じように残り4人のことも肯定し、認めあって日々研修して欲しい。

 

などと、勉強会の帰りの車の中で考えていました。

 

私も頑張らないと。

 

あ〜このブログらしくない『熱っぽい』感じになってしまいました。

 

私も熱が伝染した感じです。

 

熱を冷ますためにアイスクリームでも食べようっと。



*写真は山中先生です。テレビ中継で全国のPfizerの事務所で講義を受ける事が出来ます。


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