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平和Peaceについて思うこと

みなさんこんにちは。

11月21日22日に鹿児島で開催された「核戦争に反対し核兵器廃絶を求める医師・医学者のつどい」に参加してきました!

 

人の命を守る医療者として、人の命を一瞬にして奪ってしまう核兵器・核戦争に対しては、国民に率先して反対し、そして廃絶できるよう働きかけることが必要ではないでしょうか?

 

皆さんの平和に対する思いはありますか?
 
私の平和に対する思いは・・・
 
私が小学生の時に図書館に「はだしのゲン」というマンガがありました。みなさん知っていますか?
その本をパラっとめっくった瞬間、目をそむけたくなるような絵が描かれていました。
 
焼けただれた皮膚。水を求めて川に飛び込む大勢の被爆者たち。
 
気持ち悪くなり、すぐに本を閉じて帰りました。
 
しかし、その後、再び図書館を訪れ、一心不乱に本を読み始めました。
 

 
本当にこんなことが起こったのか・・・と呆然となりました。


原爆によって、一瞬にして何もかも消し去ってしまうこと、愛する人を失ってしまうこと・・・小学生の私は戦争が許せませんでした。


 
また、戦争に反対したら「非国民」と呼ばれ迫害を受けることも、幼い心には衝撃でした。
 
 
日本は原爆を落とされた国。そんな日本は核兵器の恐ろしさを世界の人々に訴えることができるのです。
 
 
一人の命を救うために私たち医療者は日々働いています。

 
一瞬にして人の命を奪う兵器や戦争は、私たち医療者の存在意義をなくしてしまうものではありませんか?


来年のつどいは奈良であります。今年は医学生も多く参加しました。兵庫からもっと多くの医師や医学生が一緒に参加してほしいなと思います!!

 

~1年目研修医 mayu~

 

(フェリーより桜島を望む)

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