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研修報告その1(1年目)

みなさん、はじめまして。2年目研修医のいむいむです。

 

今回は尼崎医療生協病院における研修医の生活についてレポートしたいと思います。

私は1年目協力型の研修病院である東神戸病院で研修をスタートしました。

 

オリエンテーション期間が終了し、いざ研修生活が始まるとあっという間に時間は過ぎ去っていきました。

病院で研修が始まって4日目で心肺停止の方に除細動をしたり、2人目の入院患者さんが被爆者の方だったりと医師になる前に想像していた研修生活以上に忙しく、充実した毎日でした。

自分の力不足を痛感したり、初めての癌の告知では目の前で「私死ぬんですか?」と聞かれ絶句してしまったりと未熟な自分との闘いはつらいものでした。

しかし、そういう辛い研修生活でありましたが、指導医の先生方に支えられ、スタッフの看護師さんや薬剤師さん・管理栄養士さん・臨床検査技師さん・放射線技師さんにアドバイスを頂き励まされながら少しずつ成長することができました。

できることも少しずつ増えていき、救急対応や気管内挿管、CVC挿入など少し高度な手技なども行えるようになっていきました。

10月からは外科研修になりました。

外科研修中は緊急手術があったり、腹腔鏡下胃切除術のカメラマンをさせていただいたり、簡単な縫合も経験させていただきました。また、褥瘡回診につき、褥瘡の処置の仕方なども勉強させていただきました。外傷の処置などは現場と大学で学んできたこととは異なる部分も多く非常によい経験となりました。

充実の外科研修を終えたのち、1月からはICU・救急研修となりました。

救急の枠を2単位ファーストコールで経験し、救急対応の実際を指導医の先生と一緒に学びました。また、その一方で人工呼吸管理や人工透析などの管理を任され、臨床工学士の方と相談しながらICU管理の実際を学びました。この時担当させていただいた方は重症感染症でした。この頃から感染症の世界に興味がわくようになりました。

 

(次回につづく)

 


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