秋ですね。
またまた映画の話です。
いつだったか
『最強のふたり』
というフランス映画を観てきました。
あらすじより
「パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男(フィリップ)と、
介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年(ドリス)の交流を、
笑いと涙を交えて描く実話がもとのドラマ。
まったく共通点のない2人は衝突しあいながらも、
やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく。」
なぜ
四肢麻痺のある大富豪のフィリップと
ハチャメチャなドリスが
友情を育めたのか...
ある本からの引用:
アメリカの社会学者アーヴィング・ゴッフマン(Goffman,E.)は
スティグマのある人(たとえば身体障害者)と
そうでない人との出会いを観察した。
そして、そこには出会いそのものが台なしになることを見いだした。
なぜそのような緊張が生じるのであろうか。
ゴッフマンはその原因として、ある特性を想定した。
すなわち、
「突出しているため人の注意を引き、見つけられれば誰もが顔をそむけ、
しかも他の属性などもはや眼中に入らなくなる1つの特性」
である。
これがスティグマ(負の表象・烙印・汚名)である。
道路の段差をなくしたり、駅にエレベーターや身障者トイレを作ったり...と
『バリアフリー』ということが言われていますが、
人は知らず知らずのうちに差別しており、
「心のバリア」を持ってしまっているんだな、と感じました。
(意識して取り去ることができるものではないかもしれませんが...)
この映画は『心のバリアフリー』がテーマなのかな、
と勝手に想像しています。
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リハビリ研修が終わりました。
充実していたなぁ
この色紙は病棟のスタッフにいただきました。
これ飛び出てるんです。
~ぱんだ~