先日、私が内科で研修医の先生と受け持っていた患者様の
CPCが行われました。
※CPCとは臨床病理検討会のこと。亡くなった方のご遺体を病理解剖し、病理医が剖検診断書を作成。亡くなられた原因を特定するとともに、今後の診断や治療に役立てます。
亡くなられた患者様のご冥福をお祈りするとともに、
患者様・ご家族の方々にはお礼を申し上げます。
患者さんが亡くなられて
自分の患者さんのご家族に解剖を提案することは初めてでした。
この患者さんには思い入れがあります。
患者さんの闘病している姿...
あの治療は妥当だったのか...
家に帰してあげれなかった...
などなど
思い出されます。
CPCを行なって、
私にとっては
患者さんの身体で起こっていた真実を知ることができ、
それをご家族に伝えることができるということで
この患者さんへの最後の仕事を終えることができます。
~ぱんだ~
下の写真は
研修パンフレット撮影しているところの写真です。
研修医の先生はかなり緊張しています。