家庭医の指導医のOne先生から、
家庭医として私が成長するための課題図書が与えられています。
その中の一つ。
題名は『男の操』
漫画です。
「自虐の詩」(←映画化もされました)の作者・業田良家さんの作品です。
本の紹介によると
売れない演歌歌手・五木みさお。
亡くなった妻との約束だった「紅白出場」を夢見て、
一人娘のあわれとともに頑張るハートフル演歌人生ギャグ
だそうです。なんだそれ。
ギ、ギャグ漫画が課題図書なんて...
漫画は好きですけど。
"紅白に出たい演歌歌手をみんなが応援する"
そんな話が永遠に続くのか...
と思いきや、、、
話が進むにつれ、背筋がゾクゾクっとするぐらいの
衝撃!と 感動!!なんです。
私は主人公のみさおに自分を投影してしまって、
泣きそうになりました。
私も同じような経験があります。
あまり多くを書きすぎるとネタバレになってしまうので、
あまり書けませんが。
家庭医として、
患者さんや患者さんを取り巻く家族と関わっていくと
その人達の人生に触れることになります。
それをありのまま受け入れ、
その人達が人生を前進していけるよう
手助けしたい、と
思えるような、そんな漫画です。
興味のある方は軽ーく読んでください。
One先生、紹介ありがとうございました。
~ぱんだ~