医学生さんたちとともに宮城県の南にある山元町の仮設住宅に行って来ました。
保健師さんによる健康体操や、
血圧測定・体脂肪測定・尿検査なども行いました。
そこの仮設住宅は約60戸という小規模の仮設住宅でした。
住民の中には
夫と車で津波に流されて九死に一生を得た人
震災後眠れなくなり睡眠薬の量が増えた人
糖尿病のコントロールが悪くなった人
などさまざまなお話が聞けました。
仮設住宅はとにかく狭い。夫婦二人で4畳半一間。
湿気のせいでカビが生えているなど衛生の問題。
課題はいっぱいです。
1日だけ行っただけですが、急性期を乗り越えたいまの被災地だからこそ
患者さんの生活・家族・病気などさまざまな観点で考える
家庭医の出番なのなのだと思いました。
~ぱんだ~