週末に、奈良の家庭医D先生のところへ、遊びに行ってきました。
佐保川診療所も案内して下さいました。
私が三年目から二年間研修させていただいた柳筋診療所に似た雰囲気!
また診療所の回りの地域も案内していただきました。大仏さんのすぐ横の地域なんだけど、尼崎と違うのは、坂!坂!
車が必須。
さらに車で15分もいくと淡路島のような田舎の風景が広がり、車が後ろにひっくり返る気がするくらいの坂をのぼり、一軒の往診患者さん宅へ。
私の体の奥で、懐かしい記憶がするような、ニッポンの家。あけっぱなしの玄関から見えた、土間やちゃぶ台の風景。
私が子供の頃は、まだ近所にこういう家がたくさんありました。
都会の家の数センチの段差なんかはるかに超える80センチはある土間の段差の中で、暮らす患者さんに敬服。
なかなか奈良の家庭医療も奥深い。
何より地域の人がD先生を地域のパートナーとして慕っている様子がよく分かりました。
よくワークショップなんかでタイトルになる、患者さんの玄関先の蜂の巣を取り払った家庭医もなんとD先生だと知り、これまた敬服。
大変、お世話になりました。
~指導医あわじ~