兵庫民医連では春休みと夏休みの年2回に分けて「高校生(予備校生)一日医師体験」という企画を実施しています。医学部を目指し、少しでも医療に興味を持っている高校生(予備校生)の方を対象に、兵庫民医連の各病院・診療所などで実施しています。
医師が普段どのような仕事をしているのか?患者さまとどのように接しているのか?またその患者さまを中心に医療スタッフがどのようにかかわっているのか・・・などなど、普段めったに見ることのできない臨床医療現場を見学できます。
体験型の企画も準備されています。医療機器に実際に触れたり、人形を使った救急体験、手術で使う器具を使っての縫合体験、実際の臓器を見る超音波体験、血圧を測ってみたり心臓の音を聴いてみたり・・・ほんの少し自分自身が医学の世界に飛び込んだ体験ができます。
医師との懇談の時間も設けています。医師として生きてきた中で感動したことや悩んだこと、また受験勉強時代の話や医学部ってどんなところなの?などなど・・・前から聞きたかったことや疑問に感じたことなどどんどん質問してもらってけっこうです。医師という職業が身近に感じられる時間になります。
この医師体験を通して少しでもみなさんが医療に興味を持ち、医療の素晴らしさを知り、また医学部進学を目指すモチベーションUPにつながれば、私たちも嬉しく思います。
春・夏いずれかの医師体験に参加していただいた方を対象にご案内する企画がこの企画です。 その年の医学部医学科志望で受験者の高校生・予備校生を対象に模擬面接体験と小論文体験を実施します。実際に医師が面接官になり各志望校の出題傾向を練った模擬面接と小論文を体験してもらい、本番さながらの緊張感を体験してもらおうという企画です。